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2021年2月 政策リポート/プレス立憲民主 号外 No.26

2021.02.20(土)/お知らせ

令和3年通常国会 松尾あきひろ初質疑

令和3年1月26日 衆議院総務委員会において、次世代通信技術(Beyond5G)に関する研究開発への取り組みについて、武田総務大臣に対して質疑を行いました。
Beyond5Gにおいて日本が世界をリードするためにより積極的な投資を行い、ベンチャー企業等も含めて幅広い技術を結集することを要請しました。大臣の答弁がきちんと実現されるようにこれからも注視していきます。

○松尾委員(以下 松尾) 本基金の総額は、現時点では三百億円と予定されていますが、GAFAと呼ばれる企業等と競争することを考えると、二桁違うんじゃないかと考えています。この規模感や意義について大臣のお考えをお聞かせください。
○武田国務大臣(以下 武田) 御指摘のとおりだと思います。今後ともしっかりと、一千億円を超える予算の確保を目指し、研究開発を積極的に推し進めてまいりたいと考えております。
○松尾 情報通信の世界は、ドッグイヤーと言われるぐらいに技術の進歩が速いと言われています。それにもかかわらず、この七か月間手つかずのまま置いておいたというのは、遅すぎるのではないでしょうか。これからどのようなスケジュール感、スピード感を持ってやっていくのですか。
○巻口政府参考人(以下 巻口) 基金設立後、至急公募にかけまして、研究開発を促進してまいります。
○松尾 Beyond5Gの推進戦略ロードマップにおいて、研究開発戦略と並び国際標準化活動が挙げられています。国際標準というものは、具体的にどのような状態になるということを想定し、目標としているのでしょうか。特許のシェアで日本がトップシェアを占めるとか、存在感を示すとか、でしょうか。
○武田 まさに御指摘のとおりだと考えております。
○松尾 携帯電話基地局の世界市場、日本の企業はトータルで一・三%にとどまっています。5Gに関連する、標準化に関連する必須特許出願件数や標準化団体への寄与文書提出件数でも水を空けられています。このような現状を踏まえ、Beyond5Gでは必ず国際標準化を実現するんだという戦略についてお聞かせください。
○武田 まずは海外市場参入機会というものをしっかりと創出する。そのために国際標準化や知的財産権の取得に取り組む。それに加えて、最初から世界で活用されることを前提とした各国・地域が抱える様々な課題を解決する世界規模での利活用を当初から念頭に置く、このことが重要と考えております。有志国との国際的なアライアンスの形成、国際カンファレンスの開催などに積極的に取り組んでいきます。
○松尾 5Gのときも、産官学合同の第五世代モバイル推進フォーラムが設立されています。ただ、結果としては先ほど述べたとおりです。5Gではできなかったけれども、Beyond5Gでは実現できるんだという。この違いは何なのか、教えてください。
○武田 反省も含めた教訓というものがあるということが一番大きいのではないかと思います。技術者の皆さん方も研究者の皆さん方も、悔しい、歯がゆい思いをされたと思うんですね。それがばねになって、今から全ての分野で協力しながらいけば、必ずや、私は、国際競争力に打ちかつだけの気概と能力を我が国は持っている、このように確信しております。
○松尾 本基金の目的でもある革新的情報通信技術、これを創出するためには、大企業だけでなく、裾野を広くしていき、幅広く知恵を集中させる、これが何よりも肝要です。本基金による助成の対象事業者、具体的にどのようなところを想定されているのでしょうか。
○武田 大企業だけでなく、技術力を有する大学や中小、ベンチャーなどによる研究開発を支援するプログラムの実施というものも想定しておりまして、多様なアイデアからイノベーションを生み出す仕組みというものを今からつくり上げていきたいと考えております。
○巻口 特にベンチャーとか中小とかいったものを対象にするものとしましては、シーズ創出型プログラムというものを考えております。
○松尾 本気でイニシアチブを取るのであれば、一兆円規模で投資をしていく、そのぐらいの気概を持ってやっていかなければ、先ほども述べたように、諸外国に対峙をしていく、逆転をしていくことは難しいというふうに思っております。是非、重点的な投資を行い、十年後にはファーウェイに取って代われるような日本企業を育てていけるようにお願いしまして、私の質問を終わらせていただきます。

<了>


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