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電力危機と原発依存を乗り越える!

記録的な猛暑が続いています。政府は節電ポイントを打ち出しましたが、国民に「がまん比べ」を呼び掛けるなど、まったく本末転倒です。政府の間違った呼びかけによって、冷房をがまんし、熱中症で倒れる人が続出しかねません。本当にひどいと思います。

「東京都民・国民の皆さん、どうか無理せず冷房を使って、体を守ってください。できればエアコンのフィルター掃除をして、省エネにご協力ください。電気代上昇分と電力供給は、政府が責任を持ちますから」。こう呼びかけるのが政治の責任ではないでしょうか。

自民党政権のこの10年間、政府の電力政策は、その場しのぎを繰り返してきました。10年かけても安全性を確保できない原発再稼働にしがみつき、再生可能エネルギーの拡大に本気で取り組んできませんでした。太陽光発電は、猛暑の今こそ本領発揮していたはずなのに。この夏の電力危機は、政府の責任です。

その責任に目をつぶり、安全性の確認ができないままに原発再稼働を進めればよいという意見もありますが、まったくの暴論です。

私は民主主義を大切にしています。弁護士として、法的手続きも重視しています。民主主義のルールにのっとり、しっかりした手続きを作ったうえで、その手続きで決まったことは進める。こういう考えです。ですから、原子力規制委員会の審査手続きによって決定した原発の再稼働は認めざるを得ません。一方、規制委の基準が妥当なのか、不断の見直しは必要ですし、原発に依存しない社会を目指すべきと考えています。

東京電力管内の原発の再稼働には、最低でも2年はかかります。この夏の危機には全く間に合いません。「ウクライナ危機に便乗した核武装論」と同じように、「電力危機に便乗した原発再稼働論」も、まったく無責任な議論です。

私、松尾あきひろは、この夏の電力危機を招いた政府の無策を厳しく追及します。そのうえで、広域電力融通の拡大や蓄電池技術への投資など、再エネを大胆に広げるイノベーションで、日本の電力危機を打開します。デジタル改革を専門としてきたIT起業家として、スマートメーターを活用した電力の有効活用ももっともっと進めることができます。

根本的な電力改革を放置したまま、安易に原発に頼る今の政治は、変えていきます。原発に依存しない、クリーンでスマートな電力政策をつくるため、私、松尾あきひろにあなたの力をお貸しください。

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